「これからキャンプを始めたいけど、どんなテントを選べばいいの?」
そんな疑問を持つあなたへ。
この記事では、キャンプ初心者が失敗せずに自分にぴったりのテントを選ぶためのポイントを解説します。
ソロキャンプ用からファミリーキャンプ用、パップテント(軍幕)など、種類や特徴を徹底解説します。
テント選びで失敗しないための3つの基本ポイント
まず考えるべきは以下の3つです。
- 誰と行くか(人数)
- どんな場所で使うか(設営のしやすさ・耐候性)
- 何泊するか(快適性)
これを整理すると、最適なテントがぐっと絞り込めます。
【ソロキャンプ向け】軽量・コンパクト・設営の簡単さがカギ
ソロキャンプでは、持ち運びやすさと設営の手軽さが最優先です。
おすすめのテントタイプ
- ドーム型テント

ドーム型テントは、その設営のしやすさと安定性から、キャンプ初心者の方に特におすすめのテントです。ソロキャンプからファミリーキャンプまで、幅広い用途に対応できるため、最初の1張りとして非常に適しています。ただし、より快適なリビングスペースを求める場合は、タープと組み合わせて使うか、ツールームタイプのドームテントも視野に入れて検討すると良いでしょう。
- ワンポール(ティピ―)テント

ワンポールテントは、その設営の簡単さとデザイン性の高さから、手軽におしゃれなキャンプを楽しみたい方に最適なテントです。特に、設営時間を短縮したい方や、非日常感を味わいたいソロキャンパーにおすすめです。
ただし、テント内の使い勝手や雨対策を考慮して、自分のキャンプスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
- パップテント(軍幕)

パップテントは、そのシンプルさと無骨なデザインを活かした、自分だけのスタイルを追求したいキャンパーにぴったりのテントです。特に、設営の手間を減らしたいソロキャンパーや、焚き火を思う存分楽しみたい方に非常におすすめです。なお、【軍幕】は雨に弱かったりするんでこの形でテントバージョンのソロ用テントなんかもあります。そちらはインナーテントがついてて軍幕より快適だったりします。大体パップテントで検索すると出てくるのが後者のものだと思います。
ソロキャンプ用チェックポイント
- 重量:2〜3kgが理想(軍幕はやや重めでも許容)
- 収納サイズ:ザックやバイクに積めるか要確認
【少人数〜ファミリー向け】快適性と設営のしやすさを両立
複数人でのキャンプでは、居住性が何より大切。
快適なテントを選ぶコツ
- 定員+1〜2人を目安に選ぶ
- 天井の高さがあると着替えが楽
- 前室スペースで荷物や靴置きが可能
おすすめのテントタイプ
- ツールームテント
- リビングと寝室一体型。ファミリーに人気。

- 大型ドームテント
- 設営が比較的簡単で安定感も高い。

- トンネル型テント
- 居住性に優れ、連泊や大人数向け。ただし設営に慣れが必要。

ファミリー用チェックポイント
- インナーテントの広さ:窮屈にならないか確認
- とにかく居住スペースの広さが特徴です。
- 耐水圧:1,500mm以上が安心
【テントタイプ別の特徴まとめ】
ここで主要なテントタイプを一覧で整理します。
- ドーム型テント:バランス型、初心者からベテランまで定番
- ワンポール(ティピ―)テント:設営が簡単、デザイン性◎
- ツールームテント:寝室+リビングで快適、ファミリー向け
- トンネル型テント:居住性重視、長期滞在やグループ向け
- パップテント(軍幕):無骨スタイル・焚き火好きに最適。ソロキャンプに人気
【知っておきたい重要キーワード】
- 耐水圧:1,500mm以上で日本の雨に安心
- ダブルウォール/シングルウォール
- ダブル:結露に強い、初心者向け
- シングル:軽量だが結露しやすい、登山用
- 素材の違い
- ポリエステル:軽量・耐久性あり
- ナイロン:軽くてコンパクト、紫外線に弱め
- コットン/ポリコットン(TC):通気性が良く、焚き火に強い。重く、カビに注意
まとめ:スタイルに合ったテントを選ぼう
- ソロキャンプ → 軽量・簡単設営・軍幕で無骨スタイルも◎
- ファミリーキャンプ → 広さ・快適性・設営しやすさ重視
- デザイン重視派 → ティピ―や軍幕でおしゃれに楽しむ
テントはキャンプ体験の快適さを大きく左右するアイテム。
なんだかんだ言ってきましたが結局のところ無骨で渋くてカッコいい!や、形や色がかわいい!みたいな感じで選んでもいいかもしれません。
長いことキャンプのお供になると思うのでお気に入りを使って気分上げないと、ですよね。
自分のスタイルに合った一張りを選んで、最高のキャンプを楽しみましょう!
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